技術研究 

 
 

分封群の保護活動「ビーシェルターネットワーク」

2016年5月高田馬場で分封騒ぎがあり、殺虫剤でミツバチは駆除されてしまいました。こうした残念なことが続かないよう当協会では、長谷川監事を中心として分封群の保護と継続的な飼育を目的とした「ビーシェルターネットワーク」を展開し、分封群や営巣群の保護を行っています。今度も協会としてミツバチの生態や養蜂の大切さを発信していきます。

はちみつと乳児ボツリヌス菌について

東京都は7日、足立区の生後6カ月の男児が3月、蜂蜜が原因の食中毒で死亡したと発表した。家庭で与えた市販の蜂蜜にボツリヌス菌が含まれ、乳児ボツリヌス症を発症したとみられる。同症による死亡は全国で初めて。乳児ボツリヌス症は1986年に千葉県で初めて確認され、厚生省(当時)は87年、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないよう通知を出し、注意喚起を続けてきた。死亡した男児が食べた製品にはメーカーの注意書きがあったが、家族が見逃していた可能性が高いといい、厚生労働省の担当者は「改めて注意を促したい」としている。  東京都も以前から注意を促してきたが、今回の事故を把握した後の3月中旬、食品安全情報サイト「食品衛生の窓」に改めて注意情報を掲載した。  食品安全に詳しい唐木英明・東京大学名誉教授(薬理学)は「乳児はまだボツリヌス菌に免疫をもっていないので、蜂蜜を与えてはいけないのは常識だと思っていたが、最近は知らない人がいる。ボツリヌス菌は芽胞の形で何年も生き残る。ごくまれとはいえ、これを機に乳児に摂取させてはいけないとの表示を徹底すべきだ」と話す。【小島正美、矢澤秀範】 (毎日新聞より)

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